上院はサラ・ドゥテルテ副大統領の弾劾裁判に向けた手続き上の障害を解消し、7月6日の開廷が決定した。下院検察側は同日、納税記録が封印された箱をめぐる紛糾の中で、最初の証人を召喚する予定である。
6月25日に終了した5日間の公判前整理手続きを経て、上院は裁判に向けたすべての手続き上の障害を正式に解消した。検察側は、副大統領の納税記録が収められた内国歳入庁(BIR)の封印された箱が、説明のつかない資産に関する弾劾条項を立証するために不可欠であると考えている。
弁護団は公判前の段階でこの箱の開封や証拠提示に異議を唱えた。双方はこの問題を7月6日に招集される弾劾裁判所に委ねることで合意した。シャーウィン・ガッチャリアン上院議長は、この箱の取り扱いについては裁判所のみが決定を下せると述べた。
下院検察側は62日間の審理日数を要求しており、3か月以内の結審を目指している。日程は、フェルディナンド・マルコス・ジュニア大統領の一般教書演説が行われる7月27日までは月曜日から水曜日までとし、その後は火曜日から木曜日までに変更される。リストに挙げられた57人の証人の中には精神科医も含まれている。