アイオワ州キングスレーにある介護施設で、呼吸が停止した入居者に対し看護師が心肺蘇生(CPR)を行わなかったとして、罰金が科された。州の調査当局は、スタッフが基本的な救命措置を講じなかったと指摘している。入居者はその後、搬送先の病院で死亡した。
キングスレー・スペシャルティ・ケア介護施設は、アイオワ州の検査・上訴・免許局から1万500ドルの罰金を科された。調査の結果、同施設は5月9日に呼吸困難に陥った入居者に対して心肺蘇生を行わなかったことが判明した。
当該の入居者は病院への搬送を希望していた。正看護師は酸素吸入器の部品を探すために部屋を離れたが、すぐには戻らなかった。その後、看護助手が患者が心肺蘇生措置を望む対象者であることを確認し、胸骨圧迫を行った。
救急隊員が911通報から10分後に到着したが、部屋には呼吸補助装置がなかった。看護師は調査当局に対し、動揺してしまいクラッシュカート(救急用カート)を取りに行けなかったと説明した。
今回の罰金には、看護師が入居者の薬を服用した別の違反事例も含まれている。入居者は病院搬送後に死亡が確認された。