日本の日経平均株価は火曜日、チップやAI関連株の下落により1%以上下落し、重要な米雇用統計を前にした。投資家は米非農業部門雇用者数発表を控え、慎重な姿勢を強めている。
東京株式市場では、日経平均株価が1.3%下落し、49,510.60で取引された。これは心理的な5万ポイントを下回る水準だ。より広範なTOPIX指数も1.2%安の3,391.23となった。
ロボット会社のヤスカワ電機(6506.T)は6.1%急落し、データセンターケーブルメーカーのフジクラ(5803.T)は5.6%下落、日経平均の最大の下げ幅となった。半導体メーカーのルネサス(6723.T)は3.6%安、シリコン加工の信越化学(4063.T)は3.9%下落した。
一方、大手テック株の一部は月曜日の大幅下落から回復の兆しを見せた。AI投資のソフトバンクグループ(9984.T)は1.1%安で、一時4.5%下落から反発した。前日の6%安に続く動きだ。NVIDIAサプライヤーのアドバンテスト(6857.T)は0.3%安にとどまり、前日の6.6%急落から安定した。
野村証券の株ストラテジスト、沢田真樹氏は「昨日の大きな下落後、大手銘柄に押し目買いが入っている」と指摘。一方で「今日の下落はより広範で、米非農業部門雇用者数発表や日銀政策決定を前に、市場は様子見の姿勢を強めている」と語った。
日経225銘柄のうち187が下落、38が上昇した。東京証券取引所の33業種では、航空と農業セクターのみがプラスとなった。この動きは、米雇用統計と日銀決定を控えたリスク回避の表れだ。