日本の日経平均株価は、国内財政懸念による債券利回りの記録的高水準と、米国と欧州のグリーンランドをめぐる貿易摩擦がセンチメントを圧迫したことで、4日連続で下落した。
2026年1月20日、東京で日経平均株価(.N225)は序盤の取引で0.8%安の53,172.16で推移し、2カ月ぶりの連続下落となった。より広範なトピックス指数(.TOPX)も0.6%安の3,634.19だった。
前日の日本首相・高市早苗氏が2月8日の衆議院解散総選挙を正式に表明し、食品への消費税停止を公約したことが、政府債券利回りを過去最高水準に押し上げた。一方、米国市場は祝日で休場だったが、欧州株は前夜に下落。ドナルド・トランプ米大統領がグリーンランド買収を認めない限り、欧州8カ国に追加関税を課すと脅迫したことが影響した。
野村証券の株エクイティストラテジスト、沢田真樹氏は「金利上昇が株式市場の足かせとなっている可能性が高い」と指摘。トランプ氏の関税脅威について「欧州株に重しとなり、この流れが日本の株式市場にも波及しているようだ」と語った。
野村は、高市氏率いる自民党が衆院で大勝すれば株高、敗北すれば株安、僅差で過半数を維持すれば横ばいと予想。日経指数では73銘柄が上昇、150銘柄が下落。最大の下げは富士電機(6504.T)の5.3%安、次いでリクルートホールディングス(6098.T)の4.8%安。最大の上昇は古河電気工業(5801.T)の6%高、次いでニチレイ(2871.T)の4.2%高だった。