環境省によると、2025年4月から11月までの日本でのツキノワグマ目撃数は47,038件に上り、2009年度以降のデータで過去最高を記録した。この数字は前回の年間記録24,348件のほぼ2倍に相当する。捕獲数も過去最多の12,659頭となり、都市部での目撃増加が影響しているとみられる。
日本環境省の発表によると、2025年4月から11月までのツキノワグマの目撃数は47,038件で、2009年度以降の記録で最高となった。これは2023年度の前回記録24,348件のほぼ2倍に達する。捕獲されたクマの数(ツキノワグマとヒグマを含む)は同期間で12,659頭となり、初めて1万頭を超えた過去最高を更新した。
都道府県別では、秋田県が13,172件で最多、次いで岩手県9,270件、新潟県3,265件、宮城県3,056件となった。捕獲数では秋田県が2,564頭で最多を記録し、東北地方全体で全捕獲の約65%を占めた。環境省は、都市部での目撃増加が捕獲数の上昇につながったと分析している。
また、2025年9月の制度開始から年末までの間に、都市部で危険を及ぼすクマを緊急射殺する事例が54件発生した。このような措置は、人間とクマの接触増加を反映しており、野生動物管理の課題を浮き彫りにしている。