中央日本旅客鉄道(JR東海)は、10月1日から東海道新幹線に個室席を導入する。社長の丹羽俊介氏が読売新聞のインタビューで明らかにしたもので、2003年に廃止された個室席を復活させる。プライバシーが確保されたプレミアム空間を提供し、グリーン車を超えるサービスを目指す。
JR東海は、長年グリーン車と普通車のみを提供してきた東海道新幹線に、個室席を復活させる。2003年に廃止されたこのサービスは、多様な乗客のニーズに応えるための措置だ。丹羽社長は、「プレミアム空間でプライバシーを確保し、グリーン車を超えるサービスを提供する」と述べた。料金は未定。
この導入は、今年秋に名古屋と周辺地域で開催される第20回アジア競技大会と第5回アジアパラ競技大会のプロモーションにも連動する。同社は6月頃から東海道線に特別デザインの列車を運行し、駅員には大会のエンブレム付きピンを着用させる予定だ。丹羽社長は、「選手や関係者に対する輸送事業者としての責任を果たす」と語った。
JR東海はこれまで新幹線の輸送能力向上に注力してきたが、個室席の復活により、より幅広い乗客層に対応する方針だ。大会開催地である名古屋を起点に、イベントの成功を支える取り組みが期待される。