日本財団は、水曜日、世界初の自動運転航行技術を使用した定期旅客フェリーが来年3月にも商用運航を開始すると発表した。このイニシアチブは、船舶乗組員の不足解消と人的ミスによる事故削減を目指す。岡山と香川県の小豆島を結ぶフェリーが、普通の乗客を運ぶ世界初の商用自動船となる。
日本財団は2020年に国内の船舶、造船、通信、商社と協力して自動運転船プロジェクトを立ち上げた。このプロジェクトの一環として、国際両備フェリーが運航するフェリー「オリンピアドリーム瀬戸」に、特定条件下での完全自動操船機能が搭載された。この船は、日本政府から「自動運転船」として初めて認証を受けた。
今週、乗客とシステム要員を乗せた慣らし航海が行われ、2025年度末までに本格運航が開始される予定だ。船はセンサーで周囲を認識し、障害物を避けるために進路を自動調整し、舵とプロペラを制御する。危険時には手動制御に切り替わる。
財団によると、3隻の追加船舶も3月末までに自動航行による商用運航を開始する見込みだ。財団の執行役員、宇野光之氏は「日本は世界に先駆けていると思う。我々はリーダーとして国際ルールの策定に貢献したい」と語った。
この取り組みは、船舶業界の労働力不足と安全性を向上させる重要な一歩となる。