LIVゴルフの第5シーズンが今週、サウジアラビアのリヤド・ゴルフクラブで開幕。主要選手の移籍と2026年からの72ホール制導入という物議を醸すフォーマット変更の中で行われる。パトリック・リードとブルックス・ケプカがPGAツアーへ移籍し、ブライソン・デシャンボーらスター選手がリーグの進化に複雑な心境を吐露。フィル・ミケルソンとリー・ウェストウッドの個人的理由による欠場がプレイベントの話題を呼んでいる。
LIVゴルフのリヤド開幕戦は第5シーズンの幕開けを告げるが、高プロフィールの離脱と今後の構造変更が影を落としている。DPワールドツアーのヒーロー・ドバイ・デザート・クラシックで優勝したばかりのパトリック・リードは、わずか3日後にLIV離脱を発表。伝統ツアーの競争激しさを恋しく思い、ESPNに対し「優勝後、どれだけグラインドとドッグファイトを恋しく思ったか気づいた。あれが私の本質だ」と語った。リードは出場停止明けの2026年8月25日からPGAツアー復帰を計画。新リターン・メンバー・プログラム経由でPGAツアーに戻ったブルックス・ケプカのケースも、変動する状況を象徴しており、最近のファーマーズ・インシュランス・オープンでは56位タイで終了した。残留選手らは現実的に反応。プログラム対象ながら残留するジョン・ラームはリヤドで「ゴルフをどこでプレーするかは自由だ。それが正しい」と語った。チームメートのタイレル・ハットンはリードの価値を認め、「素晴らしい選手だ。LIVに残っていればリーグは強くなるが、彼は自分の道を選んだ」と述べた。2026年からの72ホール制延長は、公式世界ゴルフランキングポイント獲得を狙うが、意見が分かれている。今季契約だが以降は不透明なブライソン・デシャンボーはToday's Golfer誌に「72ホールのためにサインしたわけじゃない」と語った。ラームは「絶対に画期的」と称賛する一方、ポール・ケーシーやルイス・ウーストハイゼンらはリーグ名の由来となった54ホール制を好む。リヤドのロスター調整では、家族の健康問題で初2戦を欠場するフィル・ミケルソンの代わりにオリー・シュナイダージャンスがHyFlyers GCに。手首の負傷で欠場するリー・ウェストウッドのMajesticks GCにはベン・シュミットが入る。両者は今月後半の香港戦で復帰予定。これらの動きは、長期的な存続を目指すLIVの課題を浮き彫りにしている。