陸上交通フランチャイズ規制委員会(LTFRB)によるバス事業者への調査を受け、フィリピン国家警察(PNP)は、中東情勢に起因する燃料価格の高騰を理由に運賃を不当に引き上げる公共交通機関事業者への監視を強化している。PNPのホセ・メレンシオ・ナルタテス・ジュニア長官は、危機に乗じた行為を警告し、警察として規制当局と連携して利用者の保護にあたる姿勢を示した。
フィリピン・マニラ — パラニャーケ統合ターミナル・エクスチェンジ(PITX)におけるバス会社8社への調査など、陸上交通フランチャイズ規制委員会(LTFRB)による最近の調査を受け、フィリピン国家警察(PNP)のホセ・メレンシオ・ナルタテス・ジュニア長官は昨日、中東危機に端を発する石油価格の高騰に乗じて運賃を違法に引き上げる公共交通機関の事業者に対し、警告を発した。
ナルタテス長官は、警察部隊を動員してターミナルや交通拠点の監視を行い、ホットラインを強化し、PNPのソーシャルメディアを通じて苦情に迅速に対応する方針を明らかにした。「我々の任務は、利用者の福祉を守ることにまで及ぶ。困難な状況下において、利用者を守るというPNPの責務の一環として、規則や規制が厳格に遵守されるよう徹底する」と声明で述べた。
これは、毎週の燃料価格高騰にもかかわらず、LTFRBが承認していた運賃引き上げを一時停止したマルコス大統領の指示に従ったものである。ナルタテス長官は、運賃の不正な引き上げを通報するよう市民に呼びかけた。「フランチャイズ条件の規定を意図的に無視し、違反する者が責任を問われるようにすることで、こうした違法行為を根絶するために協力し合おう」と付け加えた。
一方、運輸省(DOTr)は、公共交通機関のドライバーを支援するための10億ペソ規模のサービス契約プログラムに向けた特別配分命令を待っている。DOTrのジョバンニ・ロペス局長は、この資金は全路線のわずか5日分しかカバーできない可能性があると指摘している。