マドリードで開催されたMad Cool 2026の最終日、Pulpのステージはイングランド代表サポーターにとって歓喜の場となった。ライブの締めくくりである「Common People」の演奏と同時に、ワールドカップのノルウェー戦でイングランドが2-1で勝利し、試合終了のホイッスルが鳴り響いた。ボーカルのJarvis Cockerは、演奏中に観客に向けて言葉を投げかけた。
シェフィールド出身の同バンドは、4日間にわたるフェスティバルの最後を飾るトリとして、7月11日の深夜にメインステージに登場した。会場にいた多くの英国人ファンは、Nick Cave & The Bad SeedsやDavid Byrneらのパフォーマンスを見守る傍ら、スマートフォンで試合の経過を追っていた。
イングランドの勝利が決まった瞬間、タイミングを合わせるかのようにPulpが「Common People」を演奏し始めた。ステージ裏からスコアを知らされたギタリストのMark Webberがその結果を伝えると、観客は肩車をして歓声を上げた。
Cockerは観客に対し「でも僕らはサッカーなんてどうでもいい。君たちのためにコンサートをしたいんだ」と語りかけた。セットリストには「Disco 2000」、「Babies」、「Do You Remember The First Time?」といった名曲も披露された。