海外在住の日本人子孫が家族の歴史や伝統を探求するルーツ観光が、日本で注目を集めている。カナダの第三世日本人であるリー=アン・ドメさんは、幼少期に日本とのつながりをほとんど持たずに育ったが、現在は自身のルーツを辿ろうとしている。
日本でルーツ観光が勢いを増している。海外在住の日本人子孫、特に日系カナダ人などが、家族の歴史、遺産、伝統について学ぶことを望んでいる。このトレンドは、移民、民族性、日系コミュニティ、戸籍(koseki)などのキーワードで関連づけられる。
カナダのブリティッシュコロンビア州在住の53歳の連邦政府職員、リー=アン・ドメさんは、第三世日本人カナダ人である。彼女の両親は第二次世界大戦中の強制収容を経験し、子供たちを西洋式に育てることを決意したという。「日本や日本人の親族とのつながりが全くなかった」とドメさんは語る。「意図的だったかどうかはわからないが、両親は文化に同化することを強く望んでいたので、私たちは完全に西洋化した家庭で育った。」
このような背景から、ドメさんのような人々が日本を訪れ、自身のルーツを探る動きが広がっている。戦時中の経験が家族のアイデンティティに与えた影響を考えると、この観光は個人的な発見だけでなく、歴史的な和解の機会ともなり得る。