ニューヨークを拠点とするデザイナーのサンダー・ラックが、オランダで過ごした10代の頃の記憶を投影した2027年春メンズコレクションを発表した。
ブルネイで生まれ、オランダで育った時期のあるラックは、本コレクションを母国に対する追憶を描いたポートレートであると表現した。彼は、自身が同国に対して内部の人間でありながら、同時に外部の人間でもあるような感覚を抱いていると語った。
デザインには、工事用コーンのオレンジ、ペールライラック、フォレストグリーンのグラデーションが取り入れられた。ラックは、オレンジがオランダの王室名や国家的なイベントを象徴し、その他の色が空や雨、草を想起させるものだと説明した。
ゆったりとしたカジュアルなフォルムとして、昨シーズンから継続されたツイストフロントのシャツ、二重袖のボタンアップシャツ、ユニセックスのスカートなどが登場した。アウターウェアは、パッチポケット付きのブラウンのレザコートから、グリーンのレザートレンチ、キャンディカラーのシェアリングジャケットまで幅広く展開された。
ルックブックにはラックの母親や大学時代の友人、近所の娘、地元のデザイナーなどが起用され、カジュアルで親密な雰囲気が醸し出された。