シャーウィン・ガッチャリアン上院議員は、石油会社の真の利益率を明らかにするため、石油製品の小売価格の明細を開示させる法案を推進している。また、世界的な石油危機の中で不当な価格つり上げを抑制するための超過利潤税の導入も支持している。
フィリピンのマニラで、シャーウィン・ガッチャリアン上院議員は、現在の石油規制緩和法の下では政府が石油会社の価格設定を把握できていない現状を指摘し、石油製品の小売価格の構成要素を項目別に表示させる法案を提唱している。在庫コストや利益率は企業秘密として守られており、危機的な状況下で企業が安価な在庫を仕入れ、高値で販売する可能性があると、同議員は昨日ラジオ局dzBBで語った。「これは状況を利用した行為であり、価格の透明性を確保しなければならない」と同議員は述べた。同氏は昨年、電力料金の明細において発電費、送電費、配電費が個別に記載されているのと同様に、石油会社にも詳細な開示を義務付ける「アンバンドリング(明細化)」法案を提出した。「私はこれをアンバンドリングと呼んでいる。価格の明細を明らかにし、政府が彼らの仕入れ値を把握できるようにする必要がある」と同氏は説明した。不当な価格つり上げに対して断固とした姿勢を示す一方で、ガッチャリアン議員は、過去の国家による石油事業運営の非効率性を理由に、石油規制緩和法の完全撤廃には反対している。「民間部門の方が事業運営は効率的だが、今回のような状況では企業が利益をむさぼる可能性があるため、政府には監視能力と強制力が必要だ」と主張した。また、莫大な利益率が発生する可能性があるとして、同議員はフィリピンが英国の例に倣い、石油業界に対して超過利潤税を課すことを求めている。さらに、同氏は国内の富裕層に対する富裕税についても「概念的な支持」を表明したが、海外資産や外国管轄権に伴う管理上の課題についても言及した。