テスラは、同社の自動運転ソフトウェア「Full Self-Driving(FSD)」において、自然言語による音声コマンドを使用可能にする機能を開発している。このシステムにより、ユーザーは特定の私道や住宅へ向かうよう指示するなど、文脈に応じた具体的な命令を車両に出せるようになる。
テスラのAI担当バイスプレジデントであるアショク・エルスワミー氏は、X(旧Twitter)上でこの開発の事実を認めた。同氏はユーザーからの提案に対し「現在取り組んでいる」と回答している。
この機能は、住宅地においてピン位置が正確な場所と一致しないことが多いという、現在の地図システムにおける制限に対処するものだ。ドライバーが「あのSUVを通り過ぎた左側にある白い家」といった詳細を車に伝えると、車両はその場所を記憶し、今後の移動に役立てることが可能になる。
イーロン・マスク氏は、Grokの音声コマンド機能が2026年9月までにFSDの計画レイヤーに統合されることを認めた。これは2025年7月から車両に導入されているGrokの機能を拡張するものとなる。
今回のアップデートは、ルーティングや目的地到着時のオプションを改善した最新の「FSD Supervised v14」に続くものだ。