2006年のヒットファッション映画の続編が、数か月にわたる期待を経てついに劇場公開された。架空の雑誌『ランウェイ』を舞台に、メリル・ストリープがミランダ・プリーストリー役、アン・ハサウェイがアンディ・サックス役として再び出演。衣装デザイナーのモリー・ロジャースが、パワースーツや輝きのあるスタイル、バカンス風の装いを手掛けた。
ニューヨーク — 『プラダを着た悪魔2』が劇場公開され、オリジナル版から20年の時を経て『ランウェイ』誌の緊張感あふれる世界が戻ってきた。『AND JUST LIKE THAT... セックス・アンド・ザ・シティ新章』で知られるモリー・ロジャースが衣装を手掛けた本作では、ミランダ・プリーストリーがスカートスーツや力強いテーラリングを披露し、一方のアンディ・サックスはモダンなスーツや、パコ・ラバンヌの傑作のような深いブルーのスパンコールガウンをまとっている。ストリープ演じるミランダのために、カスタムメイドの赤いバレンシアガのガウンやドリス ヴァン ノッテンのパール付きコートなどが用意され、映画的な華やかさと2026年春夏コレクションのトレンドを融合させている。アンディ・サックスは、『ランウェイ』の親会社が抱える広報上の危機の中、特集記事担当編集者として復帰。連邦準備制度理事会(FRB)に関する3部構成の調査報道など、ジャーナリストとしてのキャリアを積んできた彼女は、硬派な記事やブログ投稿を通じて雑誌のイメージ回復を目指す。物語では、スタンリー・トゥッチ演じるナイジェルと共にファッションクローゼットを巡りハンプトンズへの旅行準備をする様子や、アーヴ・ラヴィッツの75歳の誕生日イベントに出席する姿が描かれる。今週の上映会に参加した『ヴォーグ』誌の現役特集担当編集者は、映画の誇張表現はあるものの、実際のオフィスライフとの不気味なほどの類似点を指摘した。「私たちのオフィスに盗聴器でも仕掛けたの?」と同僚がささやいたほど、手書きのメモが添えられたプリント資料やガラス張りのオフィスといった描写がリアルだったという。しかし、現実は映画とは大きく異なる。実際の特集担当編集者はファッションクローゼットには立ち寄らず、編集長に随行して旅行することもなく、常に付きまとうよりも簡潔な質問を優先する。その編集者は、映画の劇的なトーンとは対照的に、実際の『ヴォーグ』での仕事は強い絆を育むものだと強調した。