映画『プラダを着た悪魔2』で、AI生成風のスタイルでありながら、実際には人間が描いたアートワークが使用されていることが話題となり、称賛を集めている。アーティストのアレクシス・フランクリン氏は、デヴィッド・フランケル監督の依頼を受けて、メリル・ストリープ演じるミランダ・プリーストリーがファストフード店員に扮した姿を描いたことを明かした。同作は今週末に劇場公開された。
2006年の大ヒット作『プラダを着た悪魔』の続編が金曜日に公開され、ミランダ・プリーストリー役のメリル・ストリープ、アンディ・サックス役のアンナ・ハサウェイ、エミリー・チャールトン役のエミリー・ブラント、ナイジェル・キプリング役のスタンリー・トゥッチが再集結した。物語は、衰退する出版業界の中で困難に直面するキャラクターたちの姿を描く。新キャストにはケネス・ブラナー、シモーヌ・アシュリー、ルーシー・リュー、ジャスティン・セロー、B.J.ノヴァク、ポーリーヌ・シャラメ、レイチェル・ブルーム、パトリック・ブラモール、コンラッド・リカモラ、レディー・ガガらが名を連ね、トレイシー・トムズやティボール・フェルドマンも前作から続投。脚本はアライン・ブロッシュ・マッケンナ、監督はデヴィッド・フランケルが再び務める。フランクリン氏はInstagramで、ミランダが「Would you like some lies with that?(ポテトはいかが?ならぬ『嘘はいかが?』)」というキャプションと共にファストフード店員として描かれた、AI風のミーム画像を自身が制作したと明かした。彼女は制作過程のタイムラプス動画を投稿し、「『プラダを着た悪魔2』のためにデヴィッド・フランケル監督から依頼を受けて制作しました(映画内で使用されています)」とコメント。「メリル女王に対して全く無礼な意図はありませんが、これは元々私が暇な時に描こうと思っていたようなものだったので、依頼された時はただただ楽しかったです」と付け加えた。土曜日、フランクリン氏は『プラダを着た悪魔2』のこのギャグが実際に人間(自分)によって描かれたものだと判明し、「安堵の声であふれている」と記し、「こうした企業がアーティストを雇用した際は、しっかりと称賛を送るべきだ」と訴えた。SNS上では、エンターテインメント業界における生成AIへの懸念が高まる中、この選択が称賛された。X(旧Twitter)のあるユーザーは「えっ、これ本物のアーティストが描いたの?AIっぽく見せるために?」と投稿。別のユーザーは「映画制作陣は、AIに対して完全にNOを突きつけたんだね!みんな大喜びだよ」とコメントした。ファンからは「『プラダを着た悪魔』の中でAIを皮肉るためにAI風の偽アートを使うという手法に夢中。AI風の写真をわざわざアーティストに依頼して描かせたなんて……この映画は最高すぎる」、「ハードルが地獄まで下がっている今の時代にこれはすごい」といった声が上がり、Instagramのコメント欄にも「AIじゃないなんて、なんて清々しいんだ」といった感想が寄せられた。