メルセデスのチーム代表トト・ウォルフは、イタリア人ドライバーであるキミ・アントネッリが50ポイントのリードを築いているにもかかわらず、彼をF1ドライバーズ選手権の最有力候補とは明言しなかった。
アントネッリはグリッド降格ペナルティを跳ね返し、ハンガリーGPで3位に入賞した。ルイス・ハミルトンは自身のペナルティもあり5位で終え、ジョージ・ラッセルは7位まで追い上げた。この結果、アントネッリはハミルトンに対して50ポイント、ラッセルに対して59ポイントまでリードを広げた。
ウォルフは2026年シーズン残り11戦とスプリント2戦を控え、依然として慎重な姿勢を崩していない。「まだ断言するのは早すぎる。私は迷信深いんだ。50ポイントの差があっても、まだ多くのレースが残っているからね」と彼は語った。また、シーズン終盤にエンジン交換ペナルティを強いられる可能性のある信頼性の懸念についても言及した。
ウォルフは、アントネッリの母国レースであるモンツァ、あるいはバクーがパワーユニット交換の候補地になる可能性を示唆した。彼は7番グリッドからのアントネッリの走りには賛辞を送ったものの、ペナルティがなければチームとしてさらに上位でフィニッシュできていたはずだと付け加えた。