F1マイアミGPの予選で、メルセデスのキミ・アントネッリがポールポジションを獲得した。チームメイトのジョージ・ラッセルは5番手に終わり、両者の差は0.4秒だった。ラッセルは苦戦の要因として、路面のグリップ不足を挙げている。チャンピオンシップをリードする19歳のアントネッリは、日曜日の決勝レースを前に、2位のラッセルに対して7ポイントの差をつけている。
土曜日、マイアミ・インターナショナル・オートドロームで行われた予選で、アントネッリはラッセルを抑えて自身3戦連続となるポールポジションを獲得した。イタリア出身のアントネッリは、スプリント予選でも2番手に入り、6番手に沈んだラッセルを上回った。スプリント本戦では5秒のペナルティを受けて6位に降格したものの、モータースポーツ専門メディアの報道通り、今週末を通して優位を保っている。ラッセルは自身のパフォーマンス低下について、「最後のラップの最終コーナーでミスをしてしまった。それまでは0.3秒ほど速かったんだ」と振り返った。さらに路面のグリップ不足や高温の路面、滑りやすいコンディションがアントネッリのドライビングスタイルに適していると指摘し、「キミは昨年(のスプリント)でポールを獲り、僕は5番手だった。今日も彼がポールで、僕は5番手だ」と述べた。また、アントネッリが強さを発揮した2025年のブラジルGPを引き合いに出し、サウジアラビアのような高グリップのサーキットとは対照的だと語った。メルセデスのチーム代表トト・ヴォルフは、ラッセルの苦戦をテニスに例えて「クレーコートが得意な選手と、ハードコートの方が合っている選手がいるようなものだ」と語った。ヴォルフは、滑らかなアスファルトへの適応に苦しみながらも予選で改善を見せたラッセルを評価している。アントネッリはチャンピオンシップリーダーとして日曜日の決勝に臨む。近年のラウンドではラッセルの不運もあり、自身3連勝を目指す。開幕戦メルボルンでポール・トゥ・ウィンを飾ったラッセルは、現在7ポイント差でアントネッリを追う展開となっている。