元F1ドライバーのファン・パブロ・モントーヤは、キミ・アントネッリが次戦カナダGPで優勝すれば、メルセデスのチームメイトであるジョージ・ラッセルに対して心理的な優位性を築けるだろうと予測している。アントネッリは先日行われたマイアミGPで3連勝を飾り、ドライバーズランキングでのリードを20ポイントに広げた。昨年カナダで優勝したラッセルは、チームメイトの勢いを止めたいと考えている。
ファン・パブロ・モントーヤは、ラッセルが2025年に勝利を収めたカナダGPでアントネッリが勝てば、このイタリア人ドライバーにとって精神的なアドバンテージになると語った。カナダGPを前にしたF1のレース後番組でモントーヤは、「キミはジョージがそこで非常に強いことを知っており、自分は彼を倒さなければならないと心の中で理解している。もしカナダでジョージを打ち負かすことができれば、精神的に優位に立つことができ、それは大きな意味を持つ」と述べている。彼はまた、最近の車両アップグレードがマイアミでのパフォーマンスに影響を与えた不確実性についても指摘した。一部のチームはラップタイムが向上したにもかかわらず、車両の挙動の変化により苦戦を強いられた。アントネッリは2026年シーズンの開幕から印象的な走りを見せており、マイアミ・インターナショナル・オートドロームでのマイアミGP勝利を含む開幕戦からの表彰台獲得でその実力を証明している。28歳でシーズン前の優勝候補と目されていたラッセルは、同地で苦戦した。レース後、ラッセルはSky Sports F1に対し、アントネッリについて「彼(アントネッリ)は素晴らしいドライバーであり、初日から並外れて速い。若手時代からすべての選手権を制してきた」と称賛した。一方で、シーズン序盤の躓きにもかかわらず自身の能力には自信を持っており、「自分自身を信じているし、これまでの経験もある。ドライビングを忘れたわけではない。今は少し難しい時期だが、まだ4戦を終えたばかりでシーズンは長い。今後数週間で状況を再評価していくつもりだ」と語った。シーズンが第5戦へと進む中、ラッセルはカナダでの過去の成功を足掛かりに、アントネッリのリードを切り崩そうとしている。