Xboxのチーフ・コンテンツ・オフィサーであるマット・ブーティ氏は、Xbox傘下のスタジオがスキルや技術を共有して協力体制にあることを明かしました。その例として、BlizzardがPlayground Gamesの『Fable』リブート版のシネマティック制作を支援していることや、Rareの『Sea of Thieves』チームがDouble Fineの新作『Kiln』の開発をサポートしていることが挙げられます。ブーティ氏はこれを、各チームのアイデンティティを尊重しながら互いに支え合う「文化の文化(culture of cultures)」と表現しました。
Xboxのチーフ・コンテンツ・オフィサーに昇格したマット・ブーティ氏は、最新のOfficial Xbox Podcastの中で、Xboxスタジオ間の協力的な精神について語りました。ブーティ氏は「我々は多種多様なスタジオを抱えており、それぞれが独自の文化を持っています。そのため、我々はこれを『文化の文化』と捉えています」と述べました。同氏は、自身の役割の鍵は、各チームが独自のアイデンティティを保ちつつリソースを共有できるようコネクションを促進することにあると強調しました。Eurogamer.netが最初に報じたように、これらの連携は過度な介入を避け、自然発生的な交流につながっています。ブーティ氏は具体的なコラボレーションの例として、BlizzardがPlayground Gamesによる『Fable』リブート版のシネマティック制作を支援していることを挙げました。また、『Sea of Thieves』で知られるRareは、来週発売予定のDouble Fineによるパーティー乱闘ゲーム『Kiln』でマルチプレイヤー関連の専門知識を提供しています。その他、『Clockwork Revolution』におけるThe CoalitionからinXile EntertainmentへのUnreal Engine 5関連の支援や、Compulsion Gamesが『South of Midnight』の制作にActivisionのモーションキャプチャスタジオを活用している例などが挙げられます。技術の共有はさらに多岐にわたります。『State of Decay 2』のセーブ技術は、Obsidianが『Grounded』用に改良・適用したものが、その後『State of Decay 3』のためにUndead Labsへ引き継がれました。『Minecraft』のゲーム内ショップツールは『Microsoft Flight Simulator』や『Starfield』でも導入されており、各チームはナラティブ制作ツールや助言の交換も行っています。なお、ブーティ氏の昇格は、2月に約40年勤務したMicrosoftからPhil Spencer氏が退任したことに伴うもので、XboxのCEOにはAsha Sharma氏が任命されました。