ピッツバーグ・スティーラーズはNFLドラフト4巡目でリターンスペシャリストのケーデン・ウェトジェンを指名した。アナリストのスティーブ・パラッツォロとソー・ナイストロムの両氏は、スペシャルチームの価値を巡る議論がある中、彼の大学時代の突出したリターン能力を強調し、この指名を支持している。
ピッツバーグ・スティーラーズは、2026年4月25日に行われたNFLドラフトの4巡目で、大学屈指のリターンスペシャリストであるケーデン・ウェトジェンを指名した。ウェトジェンは大学時代、キックリターンで計6回のタッチダウンを記録し、そのうち昨シーズンだけで4回(うち3回はパントリターン)という圧倒的な成績を残した。彼はキックとパントのリターン合計で2,492ヤードを獲得し、NCAA史上98位の記録を保持している。もっとも、かつてスティーラーズに在籍したデビッド・ギルリースのように、大学時代に多くのヤードを稼ぎながらもNFLへの適応に苦しんだ例も少なくない。The 33rd Teamのソー・ナイストロム氏はX(旧Twitter)でこの指名を称賛し、「大学フットボール史上偉大なリターナーの一人がNFLにやってきた。それも黒と黄色のユニフォームを着てだ。スティーラーズは4巡目でとんでもない武器を手に入れた。ケーデン・ウェトジェンのオープンフィールドでの動きを見てほしい」と投稿した。元Pro Football Focusのスティーブ・パラッツォロ氏も、ラジオ局93.7 The Fanの番組内で同様の熱意を示し、ウェトジェンを「スペシャルチームのスーパースター」と称した。ナイストロム氏のお気に入りでもある彼は、パントやキックのリターン技術に加え、スロットレシーバーとしての可能性も秘めている。「この指名は素晴らしい。普段はスペシャルチームの指名には懐疑的だが、彼なら貢献してくれるはずだ」とパラッツォロ氏は語った。近年のスティーラーズはリターンゲームでの課題を抱えており、フィールドポジションを改善し、時に得点をもたらす存在としてウェトジェンがターゲットに選ばれた形だ。パラッツォロ氏は、4巡目という指名順位を「価値ある選択」と評価し、リターンタッチダウン通算19回を誇り、2巡目で指名された殿堂入り選手のデビン・ヘスターを引き合いに出した。スペシャルチームへのドラフト指名については依然として議論があり、ウェトジェンが攻撃面での貢献やオールプロ選出といった成果を残さなければ懐疑的であるというファンやメディアの声も一部には存在する。