新しい研究により、サボテンは地球上で最も急速に進化する植物グループのひとつであることが明らかになった。その原動力は大きさや送粉者の変化ではなく、花そのものの形状の急速な変化にあるという。レディング大学によるこの研究成果は、ダーウィンの時代から続く種の形成に関する定説に異議を唱えるものだ。科学者らは750種以上のデータを分析し、この結論に至った。
レディング大学の研究チームは、数百種のサボテンの花の長さに関するデータを調査した。その結果、花の大きさは2ミリメートルから37センチメートルまで幅があるものの、この変異は新種の形成速度にはほとんど影響を与えていないことがわかった。むしろ、花が形状を変化させるスピードこそが、直近および古代の進化の過程における多様化の鍵となる要因であることが浮かび上がった。