科学者チームは、かつて5億4000万年前のブラジルの岩石に見られた微小動物の痕跡とされていた構造が、実際には細菌や藻類の化石化した群集であることを突き止めた。この再調査では、高度なイメージング技術を用いて、保存された細胞や有機物質が明らかになった。
研究者らは、マットグロッソ・ド・スル州のタメンゴ層から採取された微化石に焦点を当てた。以前の研究では、これらの痕跡はカンブリア爆発と呼ばれる複雑な生命の急増直前であるエディアカラ紀に、海底の堆積物の中を移動するミミズのような生物の証拠だと解釈されていた。しかし、シリウス粒子加速器を用いたマイクロトモグラフィーおよびラマン分光法による新たな分析の結果、それらは動物の痕跡ではなく、細胞構造であることが判明した。