ホンダは、モーターサイクル「V3R E-コンプレッサー」をプロトタイプから量産フェーズへ移行させ、2027年の発売を計画している。設計書類からは、燃焼エンジンおよび車体の詳細が明らかになった。
このモーターサイクルには、前側に2気筒、後側に1気筒を配した75度V型3気筒900ccエンジンが搭載されている。電子制御式のエアコンプレッサーが、エンジン回転数に依存しない過給を実現しており、従来のターボチャージャーやスーパーチャージャーとは一線を画すシステムとなっている。
ホンダはEICMA 2024で初めてこのエンジンを披露した。最新の設計資料によれば、V3R E-コンプレッサーはプロトタイプでの試験を経て、来年にも生産が開始される見通しである。
このパワートレインが初期のネイキッドバイク仕様で成功を収めれば、ホンダはアドベンチャーモデルへの展開も検討する可能性がある。並列2気筒エンジンが主流の市場において、この設計は異彩を放っている。