国際刑事裁判所(ICC)の裁判官らは、フィリピンのロドリゴ・ドゥテルテ前大統領の公判維持能力について、専門医による再評価を行うよう指示した。
金曜夜に公開された17ページの決定書の中で、ICC第3裁判部は、法精神医学、老年神経学・行動神経学、および神経心理学の専門家3名からなるパネルを再編成した。同パネルは、ドゥテルテ氏が容疑の内容を理解し、手続きに従い、証言を行い、弁護団に指示を出す能力があるかどうかを評価する。
専門家らは8月18日までに調査結果を提出しなければならない。また、昨年の評価結果と比較し、精神的な障害に改善の余地があるかどうかも確認する。同パネルは、本格的な公判手続きに必要な特別措置について勧告を行う予定である。
ジョアンナ・コーナー裁判長は、先月の状況確認会議において今回の再評価を命じた。裁判部は、公判維持能力の判断は同部の専権事項であると明言した。ICC事務局は8月25日までに報告書を提出する必要があり、当事者からの意見は8月31日までに提出される予定である。ドゥテルテ氏の人道に対する罪を問う裁判は、11月30日に開始される予定となっている。