国際刑事裁判所(ICC)は、ロドリゴ・ドゥテルテ前大統領の裁判開始に際し、フィリピン国内の視聴者向けにタガログ語の通訳を導入し、現地語での放送を行うよう指示した。
この決定は、先週行われた裁判の第一回状況報告会を受けて下された。裁判長のジョアンナ・コーナー氏は、冒頭陳述の内容をフィリピンの人々に正確に伝えることの重要性を指摘し、ICC事務局に対し通訳サービスの準備を命じた。
主任検察官のジュリアン・ニコルズ氏は、通訳の早急な手配を強く求めた。同氏は、英語能力に不安がある被害者コミュニティを中心に、本件に対する国民の関心が非常に高いことを強調している。
裁判は11月30日に開始される予定だが、これはドゥテルテ氏が裁判に耐えうる健康状態であると判断されることが条件となっている。当初、事務局側は通訳の訓練期間を確保するため、開始時期を1月まで遅らせる案を提示していた。