イリノイ州ウィンスロップ・ハーバー在住のトレント・シュナイダー被告(58)に対し、ドナルド・トランプ大統領への脅迫を行った罪で、連邦刑務所での禁錮38カ月の判決が下された。同被告による脅迫は少なくとも18件のソーシャルメディアの投稿や動画で確認されており、シカゴでの3日間にわたる裁判を経て、3月に有罪判決が言い渡されていた。
シュナイダー被告は2025年10月、Instagramにトランプ氏やその他の当局者を殺害すると脅迫する動画を投稿した。ある動画では、「大量の銃」を手に入れて「始末をつける」と発言。別の投稿ではトランプ氏について「処刑されるべきだ!!!」と主張したほか、裁判官、医師、弁護士、警察官の死を呼びかける内容も含まれていた。
これらの投稿にはシカゴのトランプ・タワーの位置情報がタグ付けされていた。フロリダ州の市民が動画を見て当局に通報。シュナイダー被告はウィンスロップ・ハーバーの自宅で捜査官の尋問中に激昂し、逮捕された。
検察側は、被告が同じ脅迫動画を1日に7回も投稿していたことを指摘した。被告は後の出廷時にも、裁判官に対して「この城を焼き払ってやる」と発言している。米シカゴ・シークレットサービス(大統領警護隊)は、大統領保護を優先する同組織の姿勢を示す事例としてこの事件を取り上げた。