日本緑茶飲料メーカーの伊藤園は、欧州でのオイオチャ製品販売を強化するため、ドイツに現地法人を設立した。この動きは、プラスチック飲料容器にテザーキャップを義務付けるEU規制への対応だ。マネジングディレクターの鈴木明人氏は、ドイツが欧州最大の市場だと指摘した。
伊藤園は2024年4月、ドイツのデュッセルドルフに伊藤園ヨーロッパを設立した。この現地法人は、2024年7月に施行されたEUの新規制に対応するためのものだ。同規制は、プラスチック飲料容器にテザーキャップを義務付け、環境負荷の低減を目指している。鈴木明人マネジングディレクターによると、同社は規制導入の数年前から情報を入手し、準備を進めていた。
欧州では、健康志向の消費者が増え、マッチャの人気が高まっている。ドイツは伊藤園の欧州最大市場で、同社の緑茶製品、特にオイオチャの販売拡大が見込まれる。鈴木氏は「ドイツは欧州での伊藤園の基盤となる」と語った。
この展開は、伊藤園のグローバル戦略の一環だ。日本発の緑茶文化を欧州に広めることで、さらなる成長を目指す。規制対応を通じて、現地生産や流通の効率化も図られるだろう。