2025年12月22日のH3ロケット8号機失敗——当初第2段エンジントラブルが原因とされた——のJAXA新分析で新たな問題が判明:種子島からの打上直後、5トンのみちびき5号航法衛星がペイロードフェアリング投棄中に早期分離した。
H3 8号機の打上事故により、みちびき5号衛星が失われ軌道が損なわれた後、JAXAは打上後ほぼ4分間のペイロードフェアリング分離時の異常を原因と特定した。 船上動画では衛星周辺に破片が見られ、衛星は直ちに揺れ傾いた。上段との接続部で急激な加速度をセンサーが検知し、意図せぬ分離を確認。このフェアリング関連の失敗モードは、エンジン不具合などの従来のH3問題とは異なり、第2段点火問題の初期診断とも異なる。 ロケット自体は飛行を継続したが、衛星は日本の準天頂衛星システム(QZSS)向けの計画された2万マイル超の高軌道に到達できなかった。QZSSはGPS精度を向上させる。JAXAは修正策の詳細をまだ明らかにしていないが、この事件は新型ロンチャーのペイロード展開課題とフェアリング分離の重要性を浮き彫りにしている。