メルセデスは、アルピーヌF1チームの少数株式取得に向けた交渉から撤退した。売却側の提示価格について合意に至らなかったためである。
すでにアルピーヌへパワーユニットとギアボックスを供給しているメルセデスは、筆頭株主であるルノーとの間で、オトロ・キャピタルが保有する24%の株式を取得することで原則合意していた。しかし、オトロ・キャピタルが提示した7億2000万ドルという価格は、チームの価値を30億ドルと評価するものであり、メルセデス側が健全な投資とみなす額を上回っていたため、交渉は決裂した。アルピーヌの内部関係者は交渉が停止したことを認めたが、メルセデスとアルピーヌの両者はこの件に関するコメントを控えている。