プルデンシャル生命保険の日本法人で、現役および元社員100人以上が約500人の顧客から総額約31億円を詐取する不正行為に関与していたことが、社内調査で明らかになった。同社のCEOは責任を取って来月退任する。2024年6月の元社員逮捕をきっかけに調査が始まった。
プルデンシャル生命保険の日本子会社は、1月16日金曜日に、社内調査の結果を公表した。これによると、現役および元社員超過100名が不正行為に携わり、約500人の顧客を被害に遭わせ、総額約31億円(約1960万米ドル)の損失を出したという。
このアメリカ保険大手の日本法人では、2024年6月に元社員が詐欺容疑で逮捕されたことが発端となった。その後、不適切な投資勧誘などの他の不正事例が浮上し、同年8月に社内調査を開始した。調査はこれらの行為の全容を明らかにすることを目的としていた。
不正の詳細は、顧客に対する詐欺的な活動に及び、保険業界のコーポレートガバナンスに深刻な問題を露呈した。会社はこれを重く受け止め、CEOの退任を発表。業界全体でコンプライアンス強化の動きが強まる可能性がある。