ポーランドの著名なテニス解説者であるカロル・ストパ氏が、7月9日、ポーランドの自宅で死去した。78歳だった。ヨーロッパを襲った熱波に関連する急激な健康状態の悪化が死因となった。
ストパ氏は35年以上にわたりスポーツメディア業界で活躍した。1989年にポーランド・テレビジョンに入社し、記者、編集者、解説者として活動した後、1997年から1998年には同局の部門長を務めた。1998年にはユーロスポーツのポーランド支社に加わり、グランドスラム大会の実況で広く知られるようになった。
それ以前には、1960年代にSKSワルシャヴィアンカ・クラブでプロテニス選手としてプレーした経歴も持つ。彼の解説スタイルは、戦術分析とストーリーテリングを組み合わせたもので、男子テニスの「ビッグ3」やウィリアムズ姉妹といったスター選手たちの試合を伝えてきた。
ストパ氏は、同国のイガ・シフィオンテク選手のキャリアについても解説を行っていた。最近のポッドキャストでは、彼女の態度の変化について「以前はとても明るく自然体な少女だった」と振り返り、何が彼女を変えたのかと思いを巡らせていた。開催中のウィンブルドン選手権についても共同解説者のレフ・シドル氏と語り合う予定だったが、病気のため叶わなかった。