日々の精神的明晰さが生産性向上につながることを研究が示唆

トロント大学スカボロー校の研究チームは、ある一日に精神的な明晰さを感じることが生産性を最大40分向上させ得ることを発見した。「Science Advances」誌に掲載されたこの研究では、12週間にわたって大学生を追跡調査し、思考の明瞭さがより大きな目標の設定と達成に関連していることを明らかにした。睡眠や業務量といった要因が、こうした日々の変動に影響を与えている。

トロント大学スカボロー校心理学部の准教授であるセンドリ・ハッチャーソン氏率いる研究チームは、精神的な明晰さの日々の変化が目標達成にどのような影響を与えるかを調査した。参加者は、思考の速度と正確さを測定する認知テストを毎日受けたほか、自身の目標、生産性、気分、睡眠、業務量について報告した。学生たちは、普段より精神的に鋭敏だと感じた日には、より多くのタスクを完了し、特学業面でより高い目標を掲げる傾向が見られた。これは、やり抜く力(グリット)や自制心といった個人の特性とは無関係であった。ハッチャーソン氏は「誰にでも調子の良い日と悪い日がある。私たちが捉えているのは、その良い日と悪い日を隔てる要因です」と指摘した。

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