『Subnautica 2』のSteamページから、パブリッシャーとして記載されていたKraftonの表記が削除され、現在は開発元であるUnknown Worlds Entertainmentが自社パブリッシングの形で表示されている。SteamDBによると、この変更は4月7日に行われたもので、スタジオとKraftonの間で係争が続いている中で発生した。今回の更新は、経営陣の解任やボーナス支払いをめぐる緊張関係と時期を同じくしている。
Unknown Worlds Entertainmentは4月7日に『Subnautica 2』のSteam掲載情報を更新し、パブリッシャーの欄からKraftonを削除した上で、新たなタグやカテゴリーを追加した。この変更はその後も元に戻っておらず、今後予定されているアーリーアクセス版のリリースにおいて、同スタジオが自社パブリッシングへ移行する可能性を示唆している。Eurogamerは業界関係者の指摘を受けてこの変更を確認し、Kraftonに対してコメントを求めている。SteamDBの記録によれば、これらの修正は1週間以上前に行われており、単純なミスであればすぐに修正されるはずであることから、意図的なものである可能性が高い。背景には、KraftonとUnknown Worldsの経営陣の間で長引く紛争がある。昨夏、創設者のCharlie Cleveland氏とCEOのTed Gill氏が解任された。元経営陣は、スタジオの業績目標に連動したボーナス支払いをKraftonが回避しようとしていると告発した。先月、裁判官はKraftonに対し、Gill氏を復職させるよう命じる判決を下した。Kraftonは判決に対して敬意を持って異議を唱え、ファンのためにゲームを優先しつつ新たな方向性を模索すると述べている。裁判所の決定から数日後、Gill氏は、自身の関与なしにKraftonが5月のアーリーアクセス開始日をリークしようとしたと主張した。『Subnautica 2』のアーリーアクセスに向けた計画に変更はないものの、パブリッシャーをめぐる不透明な状況が最近の議論の焦点となっている。