テスラの「フルセルフドライビング(FSD)」をスタンダードモードで使用していた運転者が、スピード違反の切符を切られた。ケベック州近郊の制限速度時速50キロの区域で、車両が時速78キロまで加速したことが原因である。
この出来事は今週末、運転者が2人の乗客にシステムを披露しようとFSDを起動した際に発生した。起動から2分以内に、レーダー探知を行った警察が車両を停止させた。
利用者は、テスラが昨年10月のFSDバージョン14のリリースに伴い、カスタム速度オフセット機能を削除したことに言及している。これに代わって、Sloth(スロース)、Chill(チル)、Standard(スタンダード)、Hurry(ハリー)、Mad Max(マッドマックス)といったプリセットモードが導入された。
今回選択されていたスタンダードモードは、道路上の制限速度に対し、運転者が希望する制限速度プラス時速約15キロの設定を超えて、より高い速度を選択した。車両の管理責任は依然として運転者にあり、科された罰金も運転者が支払うこととなる。
高速道路では同じモードで時速約111キロを維持しても問題はないが、当該の利用者は今後、制限速度の低い一般道でのFSD使用を控える意向を示している。