テスラ、関税引き下げを受けカナダで中国製Model 3の廉価モデルを発売

テスラはカナダにおいて、中国で製造されたModel 3の最新ラインナップを発売しました。プレミアム後輪駆動(RWD)モデルの価格は過去最低の39,490カナダドルとなり、これまでのエントリー価格である79,990カナダドルから半額近くまで引き下げられました。また、パフォーマンスモデルは74,990カナダドルに設定されています。これは、カナダ政府による中国製電気自動車(EV)への関税引き下げを受けた措置です。

テスラはカナダの購入者向けに、エントリーモデルとなるModel 3プレミアムRWDを39,490カナダドル(約29,000米ドル)で再投入しました。これは、販売終了となった従来のModel 3ロングレンジの価格79,990カナダドルを大きく下回る水準です。また、Model 3パフォーマンスの価格も、従来の89,990カナダドルから17%引き下げられ、74,990カナダドル(約55,000米ドル)となりました。これらの車両はテスラのギガ上海工場で生産されています。以前は、カナダ政府が中国製EVに100%の関税を課していたため、テスラはカリフォルニア州フリーモント工場で製造された車両を出荷していましたが、米国とカナダの貿易摩擦により米国製車両に25%の関税が上乗せされ、価格が高騰していました。今回、カナダが中国製EVに対する関税を6.1%に引き下げたことで、上海からの競争力のある価格での出荷が可能となりました。なお、新しいプレミアムRWDは、カナダ国内で製造されたモデルを対象とする電気自動車優遇プログラム(最大5,000カナダドルの補助金)の適用対象外です。米国でのアップデートを反映しつつカナダ向けに調整されたこの新ラインナップは、5月2日よりテスラのウェブサイトで注文受付が開始されており、市場における手頃な選択肢の拡大につながっています。

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