YouTuberと自動車レビュアーが、エントリーレベルのテスラ Model Y Standard(約39,990ドルまたは39,990ユーロ)をテストし、上位トリムとの妥協点を指摘しつつ、予算に敏感な購入者にとっての価値を称賛した。このモデルは10月に登場し、装備を削減したものの、テスラのコアな使い勝手を維持。両テスターとも日常運転に十分な能力があると評価したが、一部プレミアム機能が欠如している。
テスラは10月にModel Yのスタンダードトリムをリリースし、米国で39,990ドルからという手頃な電気クロスオーバーを目指した。これはプレミアム版より5,000ドル安く、欧州ではインセンティブ前で39,990ユーロだ。ベースモデルはコスト削減のため上位トリムにある複数の機能を省略しており、前後バンパーの再設計(従来型ヘッドライトでライトバー非採用)、パノラマガラスルーフを覆う固定ヘッドライナー、グレー・ホワイト・ブラックの限定塗装オプションなどだ。車内では後席乗員用スクリーン、後席電動調整、アンビエント照明、ドアビンのカーペットがなく、ガタつきが発生しやすい。前端トランクは安価なガラス繊維風素材で未シール、閉時に空洞音がする。内装は部分クロス張りと安価プラスチックドアパネルを使用。運転席調整は中央インフォテインメント画面経由、前席乗員席に高さ調整なし。後席は電動なし手動折り畳み、後独立空調ゾーンやアームレストなし。米国版をテストしたYouTuberのNobby on Carsは、295馬力と最大248マイルの航続距離を報告。プレミアムに似た走行感だが、古いパッシブサスペンションで洗練度が低く、加速も穏やかだが日常使いには十分と。「多くの点で、この車は高価なモデルと同じ運転感覚だ」とNobby。欧州ルーマニアのInsideEVsレビューでは、WLTP331マイル、0-100km/h 7.2秒を記録。パッシブショックで乗り心地硬めだが凸凹路で安定。モーターノイズ増で騒音大だが風切り音はプレミアム並み。2週間テスト後、欠如が経験を大きく損なわず「典型的なテスラ体験の90%」とし、欧州でSkoda Enyaq(43,000ユーロ)やHyundai Ioniq 5(41,000ユーロ、航続長め)の強力な対抗馬と評価。両レビュアーとも手頃さを優先する買い手に推奨、ただNobbyはプレミアム感を求めるならModel 3 Standardを代替案に。米国ではChevrolet Equinox EVなど安価ライバルがあり、スタンダードの競争力は低い。