これまで中国限定だったテスラのロングホイールベースModel Y Lが、オーストラリアでの販売に向けた規制承認を受けた。Road Vehicle Regulator(ROVER)の政府文書が6シーター仕様の承認を確認。この承認は、今後数ヶ月以内にオーストラリアの顧客向けに利用可能になる可能性を示唆している。
テスラの人気SUV Model Yのロングバージョンで6人乗り仕様のModel Y Lが、オーストラリアでの販売承認を受けた。ROVERウェブサイトにYL5NDBとして記載された同仕様は、2026年2月23日に公開された文書で確認された。中国で昨年夏にデビューした同モデルにとって、中国以外での初の国際展開となる。 Model Y Lは全長4,969mm、ホイールベース3,040mmで、標準Model Yよりそれぞれ177mm、150mm長いボディを備える。2-2-2のシート配置で、2列目にベンチシートを置き換えた2つの加熱・通風・電動調整可能なキャプテンシート、3列目にも加熱シートを装備。オーストラリア仕様はデュアルモーターAWDで、ニッケルマンガンコバルトバッテリーパック容量約84kWh(総容量)、出力378kWを搭載。 追加機能には18スピーカーサウンドシステム、新デザインのフロントシート(一体型バックレスト)、連続可変ショックアブソーバー、19インチホイール(単一オプション)、16インチセンターディスプレイが含まれる。公式発売日は未発表だが、オーストラリアの規制承認は通常、数ヶ月先にショールーム到着を意味する。 同モデルは2025年12月末にEUでも型式承認を受けたが、まだ発売されておらず、WLTP航続距離最大681kmが期待される。米国市場については、イーロン・マスク氏が過去の発言でModel Y Lは2026年末頃か、あるいは全く来ない可能性を示唆し、Cybercabなどの自動運転車へのシフトとFull Self-Driving技術の進展を挙げている。 この承認により、Model Y Lは2026年後半に廃止予定のModel Xより手頃なファミリー代替車となる。