ValveがSteam Deck 2の開発に積極的に取り組んでいることを、プログラマーのPierre-Loup Griffais氏がIGNに認めた。同社は、真の次世代パフォーマンスを実現するシリコンの進歩を求めているが、現在のSoC(システム・オン・チップ)の選択肢ではそれが実現できない状況だ。こうしたハードウェア上の制限により、発売は当面先になる見通しである。
ValveのプログラマーであるPierre-Loup Griffais氏は、同社がSteam Deck 2の開発に「懸命に取り組んでいる」と述べた。同氏は、このプロジェクトを、かつてのSteam ControllerやSteam Machineから、現在のSteam Deckや最近の発表に至るまでのValveのハードウェア開発の歴史と結びつけている。IGNとのインタビュー(Valveが昨年この件について言及してから5カ月後に行われた)の中で、Griffais氏は「あらゆる過程において…Steam Deck 2でも同様のことが言えるだろう。ここで私たちが取り組んでいる多くのことが、その実現に向けた糧になると期待している」と語った。チームは、シリコンの進化とアーキテクチャの改善によって形作られる明確なビジョンを持っている。しかし、Griffais氏は「現時点では、SoC市場を見渡しても、真に次世代のパフォーマンスを備えたSteam Deckを実現できるような製品は存在しない」と指摘した。このアプローチは、Steam Deckの発売以降、わずかな性能向上しか提供できていない競合他社の携帯型ゲーム機とは対照的である。来週リリース予定の新しいSteam Controllerには、Steam Deckから得られた教訓が取り入れられている。一方で、RAMの供給危機により、Steam Machineなどの他プロジェクトでは生産の遅れが続いている。