ザック・クレッガー監督は、自身が手掛ける新作『バイオハザード』映画にオースティン・エイブラムスがオリジナルキャラクターとして出演し、一般的なゲームプレイヤーの「アバター」としての役割を担うことを明かした。本作の舞台はラクーンシティでの感染拡大が起こる『バイオハザード2』の世界で、9月18日に劇場公開される。クレッガー監督は、ゲーム版との重複を避けるため、新鮮なストーリーの創造を強調している。
『バイオハザード』の実写化作品で知られるホラー作家であり監督のザック・クレッガーは、同シリーズにオリジナルキャラクターを導入する際のアプローチについて語った。PlayStationのインタビューで彼は「バイオハザードの世界観の中で、ゲームですでに語られたストーリーとは異なる物語を描きたかった」と述べている。彼は、ゲーム版ですでに完璧に描かれているレオンのようなストーリーを繰り返すことは冗長に感じられるとし、その代わりに『バイオハザード2』の出来事の傍らで起こる物語を、ドラマチックな脚色を加えて制作することを選んだと語った。本作は、オースティン・エイブラムスが演じる医療用宅配便の配達員ブライアンが、ラクーンシティでの配達中に突如発生したパンデミックを生き延びようと奔走し、目的地へと向かう道中でゲームでおなじみの脅威に遭遇する姿を描く。クレッガー監督はエイブラムス演じるキャラクターを、「私自身、あるいは一般的なゲームプレイヤーがゲームの世界に放り込まれたときにどう反応するかを体現するアバターのような存在」と表現した。彼はブライアンを、戦闘の技術があるわけでも、突出した運動能力があるわけでもない、ごく普通の善良で不運な男として描き、悪夢へと引きずり込まれる様子を表現している。「もし突然変異した犬に襲われたら、自分ならどう反応するか。その感情の幅はどのようなものか。そう考えるのは本当に楽しかったですし、見ていて面白いオースティンはまさにこの役にぴったりでした」とクレッガー監督は付け加えた。シェイ・ハッテンと共同執筆されたこの企画は、昨年3月にソニーのもとで進められることが決定した。キャストにはザック・チェリー、カリ・レイス、ポール・ウォルター・ハウザー、ジョノ・ウィルソンなどが名を連ねている。カプコンの1996年のビデオゲームを原作とする『バイオハザード』シリーズの映画は、2002年以来、全世界で12億ドル以上の興行収入を記録している。