香港の新界で進められている北部都会区プロジェクトに向けた土地収用により、ペットや番犬が遺棄されるケースが急増しており、動物愛護団体が対応に追われている。
サウスチャイナ・モーニング・ポスト紙の記者は、中国本土との境界に近い文錦渡(マンカムトー)周辺で、10匹近くの野良犬が徘徊している様子を確認した。この地域に残るある工場では、5匹の番犬が飼育されていた。
動物愛護活動家らは、この状況を深刻視しており、立ち退きを余儀なくされた動物たちのために当局が恒久的な再定住施設を設置するよう求めている。保護施設「Paws Guardian Rescue Shelter」の創設者であるKent Luk Ka-chit氏は、農村部ではこれまで多くの犬や猫が番犬やネズミ駆除の目的で飼われてきたと指摘した。
政府による再ホーム政策が欠如しているため、動物愛護団体の診療所はパンク寸前の状態となっている。