元世界ランキング1位のアナ・イバノビッチが、現役生活の晩年に自身を苦しめた深刻なパニック発作について公に語った。2016年12月に29歳で引退したセルビア出身の彼女は、コートに立つたびに激しい症状に見舞われていたと明かした。
イバノビッチは、スラベン・ビリッチが司会を務めるクロアチアのテレビ番組「Neuspjeh Prvaka」に出演した際にこの発言を行った。彼女によると、発作は非常に強烈なものであったがこれまで公表されておらず、試合中に突然パフォーマンスが低下する原因となっていたという。
顕著な例として、2014年のシンシナティ・マスターズ準決勝、マリア・シャラポワとの対戦が挙げられる。イバノビッチは第1セットを先取したが、第2セットの5-2の場面でストレスにより体調を崩し、医療手当を受けた末に6-2、5-7、7-5で勝利した。
慢性的な手首の怪我も困難に追い打ちをかけ、2016年の全米オープンで1回戦敗退した後の引退決断の一因となった。イバノビッチは世界ランキング1位に到達し、2008年の全仏オープンを含むWTAタイトルを15回獲得している。