Appleのグローバルスポーツ責任者ジム・デロレンゾ氏は、2026年に同社が米国放送権を取得した際、F1レースウィークエンドを1週間全体の体験に変える計画を概説した。ロンドンでのAutosport Business Exchangeで講演し、F1映画の成功に基づくパートナーシップとファンエンゲージメントを強調。米国でのスポーツ人気向上を目指し、新規ファンへの教育と既存ファンへの信頼をバランスさせる。
ロンドンのAutosport Business Exchangeで、Appleのグローバルスポーツ責任者ジム・デロレンゾ氏は、2026年からの米国でのF1報道に関する同社のビジョンを共有した。AppleはF1映画への成功した関与に続き放送権を取得し、デロレンゾ氏はこれを「世界的な大成功」と表現し、生中継権への関心を喚起したと述べた。デロレンゾ氏はプロジェクトの協働性を強調し、「映画の素晴らしい点の一つ……ライブ権に興味を持ったのは、F1、チーム、ドライバーと一緒に働けたことだ」と語った。またAppleのパートナーシップ重視のアプローチを強調、「我々は取引型の会社ではない。すべてにおいてパートナーシップの観点に集中する」とした。計画はレース当日に留まらず1週間全体の体験を創出し、ファンエンゲージメントを高めるもの。デロレンゾ氏はApple内部のF1への興奮を指摘し、CadillacやFordなどの新米国チームが後押しするとした。「米国でF1はまだ大きな成長余地がある。これらのブランドが視聴者を拡大するだろう」と。初心者を引きつけるため、スポーツを教育で「脱神秘化」し、忠実なファンの信頼を維持する。「新規ファン向けに教育的な側面がある……両者のバランスが重要だ」とデロレンゾ氏。レース外コンテンツやAppleエコシステムとの統合詳細は未公表で、2026年シーズンに近づくにつれ発表予定。このアプローチは、スポーツを顧客にとって不可欠とするAppleのコミットメントを強調し、米国市場でのF1の基盤強化を目指す。