マドリードのMadringサーキットで開催される初のスペインGPまであと6カ月、2026年9月13日のイベントに向け建設が予定通り進行中だ。公道と恒久施設を組み合わせたハイブリッドサーキットで、会場アイデンティティを定義する象徴的なバンクコーナーが特徴。主催者は最大40万人の観客を予想するが、一部地元反対もある。
F1の最新レースをホストするMadringサーキットが、市北東のInstitución Ferial de Madridコンベンションセンターで形を成しつつある。2024年1月に発表された10年契約により、スペインGPがバルセロナからマドリードへ移り、Barcelona-Catalunyaは今年から2年ごとの開催となる。 全長3.34マイルのレイアウトは22コーナーを持ち、恒久セクションと公道を1.7平方キロメートルの敷地で活用する。目玉はLa Monumental、547mのループ状右コーナーで24度のバンク角を持ち、Zandvoort最終コーナーより急だがDaytonaより緩い。ゼネラルマネージャーのLuis García Abadは「かなり象徴的」とし、世界的な名コーナーと比較した。サーキットにはトンネルが2つあり、モナコとアブダビのみが共有する希少性だ。 建設は昨年春に始まり、5月末完了予定で、続いて約10万席の観客席とホスピタリティエリアを設置。アスファルト敷設中、グラベルは既に配置済み。8月のテストイベントで電子機器、マーシャルポイント、回収車両などを検証、恐らく非公開。FIAは最初から関与し最終承認を与える。 マドリード出身のWilliamsドライバーCarlos Sainzがデザインに貢献し、オーバーテイク改善のためアペックス位置を提案。父でラリー伝説のCarlos Sainz Sr.も訪問時に助言した。Aston MartinのFernando Alonsoも恩恵を受ける可能性があるが、両チームは厳しいプレシーズンを過ごした。 8万枚以上のチケットが完売、週末総動員数は40万人近くでSilverstoneやMelbourneに匹敵。しかし9月の抗議でPuerta del Sol近隣の懸念が浮上。Abadは公共交通アクセスの良さと、2017年Liberty Media買収以降のF1の目的地都市戦略での役割を強調した。 「適切な人材を集めようとしている」とAbad。400大会超のF1経験を活かしプロセスを再発明せず、MiamiやLas Vegasのようにデビューを洗練させる。