ESPNによると、ダラス・カウボーイズは今月初旬に交渉が決裂するまで、ラスベガス・レイダースのスター選手であるパスラッシャー、マックス・クロスビーの獲得に向けて3度にわたるトレード交渉を行っていた。レイダースはドラフト1巡目指名権2つを要求したが、ボルチモア・レイブンズがこの条件に応じる姿勢を見せたものの、クロスビーの膝の状態に対する懸念から交渉は頓挫した。現在、クロスビーはレイダースへの残留を望んでいる。
今月初旬にトレードの可能性が消滅するまで、複数のチームがラスベガス・レイダースの5度のプロボウル選出を誇るエッジラッシャー、マックス・クロスビーの獲得を模索していた。ESPNの報道によると、パスラッシュの強化を目指すダラス・カウボーイズは積極的に交渉に臨んだものの、レイダースが要求するドラフト1巡目指名権2つという条件には達しなかった。カウボーイズの最初の提案には2026年ドラフト全体20位の1巡目指名権とディフェンシブタックルのオサ・オディギズワが含まれていた。その後、2026年の全体12位指名権と2027年の3巡目指名権、最終的には全体20位の指名権と2027年の2巡目指名権へと調整したが、すべて拒否された。交渉が最も進展したのはボルチモア・レイブンズで、要求条件に合意していたものの、メディカルチェックでクロスビーが不合格となったため撤退した。クロスビーは今年1月に左膝の半月板断裂の手術を受けており、レイブンズの医療スタッフの間で変性疾患への懸念が生じていた。カウボーイズのチームドクターであるダン・クーパー氏も検査に関与したが、撤退の決断を主導したわけではない。結局カウボーイズは、クロスビーの代わりにグリーンベイ・パッカーズからラシャン・ゲイリーを獲得し、守備陣を補強した。最近の調査によれば、クロスビーはラスベガスを離れるという方針を転換した。NFLメディアのトム・ペリセロ氏によると、トレードの問い合わせをしたチームに対し、クロスビーはレイダースのオーナーであるマーク・デイビス氏、ゼネラルマネージャーのジョン・スパイテック氏、ヘッドコーチのクリント・クビアク氏、ディフェンシブコーディネーターのロブ・レナード氏に対して自身の忠誠心を伝えたと説明されている。「私が把握している限り、各チームが(トレードの可能性について)確認した際、マックスがマーク・デイビス(レイダース・オーナー)、ジョン・スパイテック(レイダースGM)、クリント・クビアク(レイダースHC)、ロブ・レナード(レイダースDC)といった関係者全員に伝えたのと同じこと、つまり『マックスはレイダーであり続けたい』という意向が伝えられている。マックスはもうラスベガスから離れようとはしていない」とペリセロ氏はリッチ・アイゼン氏の番組で語った。現時点では、クロスビーはチームに残留する見通しである。