オーガスタ・ナショナルで開催されているマスターズの初日、66歳のフレッド・カプルスが15番ホールで崩れ、パー5のホールで9打を要する劇的な展開となった。ベテランゴルファーであるカプルスは、最終的に78でラウンドを終えたが、試合後の取材でこの大会への愛着と悔しさを語った。カプルスは第2ラウンドも出場する予定である。
フレッド・カプルスは、自身の競技人生の今後が取り沙汰される中、鮮やかな黄色のボールを使い、マスターズ通算41回目の出場を果たした。66歳のカプルスは序盤から好調で、若手の同伴競技者に飛距離で圧倒されながらも、13番ホールを終えて1アンダーとし、首位と3打差につけていた。13番でバーディを奪うと観客から歓声が上がり、硬く速いグリーンのコンディションが特徴だったかつての自身の全盛期を彷彿とさせた。カプルスはパー5の15番でレイアップを選択したが、続く90ヤードのウェッジショットを2回連続でミスして池に入れ、結果としてこのホールを9打で終えた。彼はマスターズ41年の歴史の中で、これほどまでにひどいミスは初めてだと語った。「これまで何ラウンドプレーしたか分からないが、こんなことは一度もなかった。90ヤードのショットを池に入れ、続いてもう一回同じことをするなんて」その後もダブルボギーを叩くなどし、18番で20フィートのパーパットを沈めたものの、最終的には6オーバーの78でホールアウトした。悔しさは隠せないものの、カプルスはインタビューに応じ、冷静さを保った理由を次のように述べた。「ここはオーガスタだからだ。私はこの場所を愛している。どんなスコアになろうとも、挑戦する。もちろん非常にフラストレーションは溜まる。何歳になっても、納得のいくショットを打ちたいものだからだ。だが、逃げ出すつもりはない」。35歳当時の自分なら怒りを爆発させていただろうと振り返りつつも、全体としては楽しい一日だったと語った。トム・ワトソンと同組でプレーした際に80を叩いた自身の初出場時の苦い思い出を引き合いに出し、不快感がラウンドを台無しにする恐ろしさについて触れた。最後には、翌日は同じような惨事を繰り返さないようにしたいと笑い飛ばした。