研究チームが、ニュージーランドのフィヨルドランド深海で巨大な黒サンゴの群生を発見した。この標本は高さ4メートル、幅4.5メートルあり、樹齢は300年から400年と推定されている。科学者らは、ニュージーランド近海で記録された同種のサンゴとしては最大級であるとみている。
この発見は、保護されているフィヨルドの海域での調査ダイビング中になされた。テ・ヘレンガ・ワカ・ヴィクトリア大学ウェリントンのジェームズ・ベル教授は、このサンゴを「非常に巨大」と評し、自身の25年間の研究キャリアの中でも最大のものであると述べた。
自然保護局(Department of Conservation)の上級生物多様性レンジャーであるリチャード・キンゼイ氏は、チームがその群生に遭遇した瞬間を振り返り、「暗闇の中から巨大なサンゴが浮かび上がってくる光景は非常に特別なものだった」と語った。
黒サンゴは成長が遅く、ニュージーランドの野生生物法で保護されている。今回の発見は、大型の群生をマッピングする取り組みや、それらを損傷させる可能性のある停泊や漁具に対する対策を導くために役立てられる予定である。