香港の不動産開発業者は、需要の堅調化を背景に新築物件の価格を従来比で7%から36%引き上げている。
JLLのデータによると、今年に入って将軍澳、黄竹坑、大囲で発売された新築物件の平均価格は、過去4年間の最低水準を約15%上回っている。
JLLのプロジェクト戦略・コンサルタント部門シニアディレクターであるノリー・リー氏は、住宅価格は昨年3月に底を打ち、その後は金利引き下げ、中国本土からの購入者の回帰、そして市場心理の改善に支えられ、緩やかな回復基調にあると述べた。
開発業者は販売促進のために値引きに頼る必要がなくなり、人気プロジェクトの一部の物件では二桁台の価格上昇が記録されている。サヴィルズは、新規プロジェクトにおいて後続の販売分で価格が上昇していると指摘した。
例えば、2025年1月に発売された将軍澳の「Grand Seasons」の平均割引価格は、1平方フィートあたり14,000香港ドルから15,000香港ドルであった。今年初めに近隣で発売された「La Mirabelle I」の最新の販売分は1平方フィートあたり約15,500香港ドルから16,000香港ドルとなっており、10%以上高くなっている。