参院が失効するAffordable Care Act(ACA)の強化補助金に対処する対立案を進められなかった後、下院共和党は税額控除を延長せず、小規模事業者保険プーリング、薬剤給付管理者向け新ルール、低所得加入者向け将来の費用分担支援を強調した独自提案を発表し、年末プレミアム引き上げが迫る中、速やかな党派批判を呼んだ。
今週、米上院が民主党案か共和党案いずれかを可決できず、ACA強化補助金の迫る失効に対処できなかったため、下院共和党は独自の医療パッケージを提示した。
12月12日金曜夜に公表された下院提案は、年末に失効予定の強化補助金を更新せず、NPRほか報道によると。代わりに、保険市場の構造改革でコスト削減を目指す。
NPR報道によると、同法案は小規模事業者や一部団体が共同で保険購入する手段を拡大し、薬剤給付管理者(PBM)に透明性要件と規制を課す。共和党はこれで処方薬コストを抑えられると主張。別途規定で2027年から費用分担削減支払いを再開、低所得層のACAマーケットプレミアムと自己負担を軽減する。人工妊娠中絶を含む保険プランは法案下で一部給付除外。
ルイジアナ州選出下院議長マイク・ジョンソン共和党員は声明で「下院共和党は医療コストの本当の要因に取り組み、手頃な医療を提供、アクセスと選択を拡大、国民医療制度の完全性を回復する」と述べ、NPRが伝えた。
下院民主党少数派院内総務ヘイクーム・ジェフリーズ氏はX投稿で同案を痛烈批判。「マイク・ジョンソンが日常のアメリカ人を傷つける毒々しい共和党医療計画を発表した。今月失効するACA税額控除を延長せず、極めて非現実的な提案だ」と。
NPRによると、ジョンソン氏は来週投票予定とし、下院休会前に、との。ルール委員会は修正案(一部共和党の強化税額控除延長要求含む)の審議可否を決めるとロイター。
今週初め、上院はACA強化補助金3年延長の民主党案と補助金なし代替支援の共和党案をいずれも60票未達で否決、数百万人のACA加入者が12月31日失効でプレミアム上昇に直面。
期限迫り中、両党戦略家が政治的余波注視。世論調査でACAと強化補助金支持拡大、競合区共和党員らが暫定救済示唆も、党首は下院新案推進。
2026年中間選まであと1年近く、未解決のACA補助金・プレミアム高騰は医療分野党派対立の核心残る見込み。