日本の加藤財務相は2日、高市早苗首相の弱い円の利点に関する発言を擁護し、教科書に基づく一般的な議論だと述べた。この発言後、円は対ドルで155円を超える水準に下落した。加藤氏は、弱い円には利点と欠点の両方があると同意を示した。
高市早苗首相は週末の選挙集会で、弱い円が輸出産業にとって大きな機会になると述べ、円安の利点を強調した。これに対し、加藤勝之財務相は2日の定例記者会見で、この発言を擁護した。
「首相は教科書に書かれていることを言及しただけだ」と加藤氏は語り、「弱い円の経済への影響について一般的に話した。否定的な側面もあるが、肯定的な側面もあり、国内投資の増加や日本製品の海外輸出の容易化により企業売上高が強まる」と説明した。
加藤氏は、高市氏の立場に同意し、弱い円には利点と欠点の両方があると述べた。この発言は、政府の為替介入の可能性に関する憶測を維持するためのものだとみられる。
高市氏の発言後、ドルは155円を超える水準に戻り、月曜日には155円台に下落。火曜日朝には155.50円前後で取引された。これまでの財務省の円安抑制努力とは対照的なトーンだった。
この出来事は、日本経済の為替政策をめぐる議論を浮き彫りにしている。